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2024-09-10 13:05:00

アアルトの明かり

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【Artek(アルテック)/A440 ペンダントライト】

 

シンプルで温かみのある北欧デザインの家具やインテリアは日本でも人気があります。

 

そんな中でも、私の大好きなフィンランド出身の世界的建築家でありデザイナーのアルヴァ・アアルト。

 

数あるアアルトのデザインした照明器具の中で「ゴールデンベル(A330S/アルテック社)」も有名ですが、 我が家のダイニングテーブルの明かりにはガラス越しの淡い明かりが自分好みの「A440」を選びました。

※A330Sのデザインは1939年(85年前)、A440のデザインは1954年(70年前)です。 

 

最近のファッションや音楽、インテリアに見られる「レトロ回帰」とは少し趣が異なり、アアルトがデザインした建物やインテリアは現代の目から見て、懐かしさは感じても古さを感じることなく、これから何十年経ったとしても「今、丁度いいデザイン」といえるでしょう。

 

住み心地の良い家とは、広さや間取りでなく、そこで過ごす時間がいかに豊かに感じられるか、照明器具ひとつから「豊かな暮らし」って何だろう、と考えさせてもらえます。