スタッフブログ

2025-07-10 14:53:00

「バルコニー」っていらないですか?

 

洗濯ものは「部屋干し」か「幹太君」だし、バルコニーの掃除が面倒だし、

結局、バルコニーは新築時のコストやメンテナンスもかかるのでいりません・・・。

と聞こえてきそうです。

 

確かに洗濯や布団干しだけに使うのなら「不要論」も一理ありますが

私たちは少し違った考えをもっています。

 

私たちは建物の設計において「パッシブデザイン」を取り入れたいと考えています。

パッシブデザインとは、太陽光、熱、風といった自然エネルギーを最大限に活用し、

機械設備に頼らずに快適な室内環境を実現する設計手法です。

 

その中でも特に太陽光をいかに活用(コントロール)するかは重要です。

バルコニーは「昼光利用」「太陽熱利用」「日射遮蔽」を活用する上で大きな役割をもっています。

特に南側のバルコニーは1階部分の庇の代りにもなり、夏場の日射遮蔽の役に立ちます。

 

確かにシャッターや外付けブラインドやシェードでも「日射遮蔽」はできますが、目隠してしまうことになります。

 

「夏場でも日中は庭や空を眺めていたい」「ちょっとの雨でも窓を開けていたい」「虫の鳴き声や風の音を聞いていたい」と

オープンな暮らし方を求める方にはバルコニーが日除けや雨除けになり、丁度よい具合に働いてくれます。

 

また2階の部屋の窓を掃き出し窓にすることで、窓際にも風や光を取り込むことができ、

またバルコニーが目隠しとして外からのプライバシーの確保ができます。

 

夏場では

庭の緑や花は太陽の暑さにも負けず、葉をめいいっぱいに広げ、風で枝葉を揺らし、木漏れ日は部屋を暗くすることなく、快適な部屋の中にいても今日の外の様子を伝えてくれます。

 

冬場では

太陽の光を建物の中にたっぷりと注いでくれ、窓際の太陽のぬくもりや心地よさはエアコンでは代えがたいものがあります。

 

豊かな暮らしとは「日常的な生活の中で自然の恩恵を上手に受け、癒しを感じること」がひとつあるかと思います。

 

住宅のデザインや性能や機能のスペック、コストは図面や数値で表せますが、「豊かな暮らし」に直結する快適性や心地良さを数値で表すのが難しいところです。

 

自然の恵みをいかに住宅設計に落とし込むのか、モデルハウス(予約制)に私たちの思いを込めました。

 

ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

住まい手の「こんな暮らし方がしたい」を是非お聞かせください。

 

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2025-06-09 20:58:00

好きな時間

梅のなる6月が大好きです。

梅干しを漬けて、お庭で干すのが大好きです。

あ~忙しいと言いながら、梅を干す日は天気予報とにらめっこ。

 

洗練されたかっこいいおうちも素敵だなぁと思うけれど、

ちょっとくらい散らかってもよくて、糠みそくさい暮らし方のできるおうちが

心地いい。

見た目だけじゃなくて、家族とこう過ごしたい!とお客様のお話を

聞いている時間も大好きです。

 

若い頃、分譲住宅の会社で設計をしていました。

誰に気持ちを向けたて設計をしたらいいのかがわからず、戸惑うことが多かったのです。

今、お客様と打ち合わせをしながら一緒に作り上げていける時間がありがたいなぁと

感じる日々です。

 

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2025-06-05 20:36:00

夜の散歩で気づいたこと

今日は、めずらしく食後にひとりでお散歩へ行ってきました。

20時頃は、多くの方の帰宅時間なのか、車の横を通ると

もわっとした熱を感じました。

夏ほどではないけれど、道路も温かかったです。

 

そんな中を歩いていくと、林の横ではひんやりとした気持ちよい風が吹いていて、

同じ町内でもこれほど違うのかと驚きました。

朝の散歩だと放射冷却された後なので、こんな温度差を感じたことは

ありません。

 

私の場合、いつもここに繋がるのですが、おうちの周りに土の部分や

植物を植えられる余白はやっぱり必要だなぁと感じた夜のお散歩でした。

植物のある暮らしもなかなかいいものですよ!

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2025-05-21 15:03:00

家を建てる派、賃貸派?

先日、賃貸派の知り合いが、家を購入したと聞きました。

それを聞いた時に私は、最終的に持ち家の方に軍配があがるのかと思ったのですが・・・

 

賃貸VS持ち家など永遠のテーマのようになっていますね。

でもよくよく考えると「死んでみないとわからない」のではないかと思うのです。

持ち家派は、ご主人が亡くなった場合は、家が資産として残るといいますが、

生きていて仲が悪くなってしまった場合はどうなるのでしょう?

賃貸派も年配になると借りられないともいいますが、年配になるとお子さんと同居される方も

多いようです。

 

なので私なりの答えは、その人の心が求める方に進んだ方がいいと思います。

周りが建てているからという周囲からの影響は置いておいて、自分たちがどうしたいかです。

 

ただ一つ思うのは、子供があまりに小さいうちに家を建てなくてもいいのではないでしょうか?

産後すぐや1,2歳のお子さんを連れての家づくりは、とても大変そうです。

リクシルで子供がぐずるのをご夫婦が交代であやしながら、キッチンを決めたり、

打ち合わせをしたり・・・

一番忙しい時期に慌てて建てなくても、じっくりと考えられる時期に取り組むのが、

私としてはお勧めです!

 

私たち夫婦は、40代での家づくりでしたが、照明器具を高山に買いに行ったり、

長野や高山に家具やキッチンを見に行ったり、他にも摺りガラスなども見本を取り寄せたり

ゆっくり決めていきました。そうやって作った家は、今でもくつろぎの空間です。

 

八ヶ岳に家を建てた知り合いは、薪ストーブを付け、自分の趣味スペースを設けて

ご夫婦二人で素敵な暮らしをされています。

お子さんが巣立っているので、家も小さくできて建築費も安くなります。

 

とは言っても、お子さんが小さくてもやっぱり家が建てたいと思うのなら、

建て時なのでしょうね。

 

 

 

2025-04-25 11:22:00

点検商法にご注意ください!

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愛知県豊田市・日進市を中心に注文住宅の新築・リフォーム・建替えを手掛ける坂部建築です。以前から全国各地で発生している「点検商法」。点検やリフォームの提案を装って、本来必要のない工事や、相場からかけはなれた金額の工事を勧めてくる悪質な詐欺です。特に最近被害が急増したこともあり、警視庁から注意喚起も出ているほどです。中には事件に繋がる恐れもありますので飛込みの業者が来た場合は

・話を聞かない

・家に入れない

・床下に入らせない

・屋根に上らせない

 を徹底してください。

ただ、ご自宅で気になる点やご不安な点をお抱えの方は気になる箇所の写真や動画、もしくは気になる点を事前にメモしていただき坂部建築にご相談ください。無料で相談にのらせていただきます。しつこい営業も一切ありませんのでお気軽にご相談ください。連休中はご家族やご友人と集まる機会も増えるかと思います。それぞれが注意喚起を行い、良い連休をお過ごしください。

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