スタッフブログ

2025-02-13 16:07:00

ヒートショックは無縁 「そよ風」のある家

2月に入り、今年は例年以上に寒さが厳しいように感じますがいかがでしょうか?

外での作業がめっぽう億劫になりますが、ご協力いただいている業者の皆様には頭のさがる思いです。

 

お客様のためにも、もうひと踏ん張り頑張っています。

 

特に朝・晩はめっきり冷え込み「マイナス〇〇℃」になる日が続き、 

身近なところでも「給湯器が壊れてお湯が出ない」や

「お風呂場でのヒートショック」など命に関わるような不慮の事故の話を耳にします。

 

 冷えは万病の元!と健康を維持する「健康温度」は室温を18℃以上だそうです。

21℃以上と言う説もありますね。

 

家族が過ごす居間や居室だけでなく、

廊下やトイレ、脱衣場や浴室など「非居室」にこそヒートショックの危険性があります。

 

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では室温を18℃以上をキープするにはどうしたらいいのか

「建物全体を暖かい家にする」しかないのですが、特に「足元が暖かい家」が理想的です。

・断熱材が壁や屋根にしっかり入っていて気密性も取れている

・暖房した空気が建物内を循環する(部屋の間仕切りが少ない方が循環しやすい)

さらに 過乾燥を防ぎ、適度な加湿も必要 などなど

 

先日、建築ビルダー向けのセミナーの懇親会で隣に座った方が

毎月の光熱費(電気、ガス)が多い月は5万円!と言っていた方がみえました。

しかも太陽光発電を入れて差し引いての金額だそうで、驚いてしまいました。

 

まずは設計士や施工者も

日々の暮らしの中で快適な家を体感し、仕掛けを理解するために

実際に住んでいるのが一番です。

 

我が家(ショールーム)は太陽熱を利用する「そよ風」のおかげで快適に過ごせています。

今の時期ですと早朝は室内温度「20℃前後」、日中は「23~25℃」です。

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日中は窓辺が本当に心地よく私は半袖で過ごせています。

 

そんなヒートショックは無縁な「そよ風」のある家の相談会を開催しております。

どうぞお気軽にお問合せくださいませ。 

2025-01-18 18:52:00

メンテナンスセミナーご参加ありがとうございました。

本日、メンテナンスセミナーへご参加いただいたご家族のみなさま、ありがとうございました。久しぶりにお顔を拝見できたお客様も変わらずお元気そうでなによりです。

 

お客様の近況をお伺いした中で、連休中にキッチンのシャワー水栓が壊れてしまったとのこと。

「坂部建築さんに相談しようかと思ったのだけど、坂部建築さんも休み中だから」とご自身で色々と調べて器具の取替えまでご自分でされたとのことでした。お気遣いいただき本当にありがとうございます。

 

早急に対応ができないこともありますが、応急処置できることもありますのでまずは坂部建築までお問い合わせよろしくお願いいたします。

 

本日のセミナーはHPでも告知はしてましたが、お客様宅のメンテナンス時期と照らし合わせてお声をかけさせていただきました。

 

日ごろからも大変お世話になっております「Iさま」には本日も講師を快くお引き受けいただき誠にありがとうございました。

2024-12-06 00:00:00

大掃除

大掃除はどこからしますか?

私は今年はまずはキッチンから!

 

引き出しには、使っていないものがけっこうあり、

調味料も賞味期限が何年も前に切れていたものもありました。

他には銀行でもらった使うことのないお皿とか・・・

かなりいろいろ処分をして、とてもすっきりしました。

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秋に知人が家づくりを考えていると自宅を見に来てくれましたが、

捨てるのをためらった物がいっぱいしまい込んであり、堂々と

引き出しの中を見せられませんでした。

そんなこともあって今年はキッチンから攻めていきました。

今ならキッチンはどこを見てもらっても大丈夫です!

 

事前に連絡をいただければ、自宅兼ショールームの見学をできますので、

お気軽にお問い合わせください。

 お問い合わせ・イベント申し込み - 建築家夫婦とつくる家

 

 

 

2024-12-03 19:53:00

12月

 

気が付いたら12月です。

いかがおすごしでしょうか?

私は9月から11月は仕事だったり、子供の習い事だったり、PTAだったりで

目まぐるしく過ぎていき、やっと先週でいろんな行事を終えることができました。

 

秋のいろんなイベントも楽しいのですが、スケジュール帳が埋まりすぎていると

ただこなして片づけていく毎日になってしまうので、

12月になり 余裕が出てきて 少しホッとしています。

日曜日の午前は徹底的にキッチンのお掃除をして、午後の早い時間からゆっくり

晩御飯をつくる。

夜はYouTubeでヨガをしたり、絵を描いてみたり、読書をしたりしています。

 

あとは来年はこんなことをしたいなぁと思っていることを

ぼんやり想像していたり・・・

↑ 意外にこの時間が好きです。

〇オーダーキッチン体験会

   平日は、すごく質素な晩御飯の我が家ですが、週末は早い時間から

   主人も含め家族で餃子をつつんだりしています。

   みんなでお話しながら、わいわい作るのが好きなんです。

 

〇子供たちと何かを・・・

   子供たちの満面の笑みを見られるのはとてもうれしくて、親子が

   楽しめることを思いついたらやりたい。

   できたら自然の中で遊べることで・・・

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

2024-11-13 22:10:00

今、耐震診断や改修は必要はない?

本日、木造のお住まいの耐震診断の結果報告書の説明に行ってきました。

 

私の住む愛知県でも南海トラフ地震について関心ごとのひとつです。

 

10月に愛知県建築物地震対策推進協議会主催の2024年耐震改修推進講習会に参加し、

現在の愛知県内の耐震化の取り組みや実状を知り、

今後、私たち建築業に携わる者たちのできることは何があるのかを学んできました。

 

愛知県では、昭和56年以前(旧耐震基準)、令和6年からすると43年前の

木造建物が「無料」耐震診断の対象(※詳細は各自治体に問い合わせ下さい)になるのですが 

・「耐震診断」の戸数は平成14年から令和5年までに累積全国1位!(約15万件)

・「改修工事」の戸数は平成15年から令和5年までに累積全国2位!(約1.7万件)

の実績がある報告でした。

 

R2年時点ですが

愛知県内の住宅(居住世帯のある住宅)が約311万世帯(100%)あるうち、

・「新」耐震基準(昭和56年以降)が約248万世帯(約80%)

・「旧」耐震基準(昭和56年以前)で耐震性ありが約36万世帯(約11%)

・「旧」耐震基準(昭和56年以前)で耐震性なしが約27万世帯(約9%)

 

耐震診断をしたのだけれども耐震改修までには至らず、

愛知県下では約1割の建物が耐震性のない住宅(実際に人が住んでいる)との報告でした。

 

私が所属している愛知建築士会豊田支部でも

豊田市からの委託業務として年間かなりの「無料」耐震診断を行っておりますが

耐震改修工事を行うまでには至っていないのが実情です。 

 

今年のお正月に起きた能登半島能登半島の地震。

今でも避難所で住まわれている方々をはじめ、多くの方々がご苦労や不安な日々を過ごされております。

 

見るに堪えがたいのですがYouTubeでは

地震が起きた瞬間や目の前で建物が倒壊する衝撃を受ける映像がアップされています。 

 

東日本の地震では実際は地震による建物倒壊より津波による被害が多いと聞きます。

 

能登半島地震の被災後の行政の対応や

GW中の南海トラフ地震に対するマスコミや国からの警告は

「いかがなものか」とおしゃられる方もみえます。

 

それはごもっともな話しで私もそう思います。

「色々と気づかせていただき、ありがとうございます」です。

 

もし明日、南海トラフ地震がおきると「わかって」いたらどうしますか?

 

逃げる、家を少しでも補強する、保険を見直す・・・。

 

でもそれは現時点では「地震予測は不可能」で、

できることは地震対策の「予防」しかありません。

 

私たちが今できることは

自宅や大切な家族を守れるのは「唯一自分たち」であることを知り、

自分たちが「手つかず」の状態のままでいることで、

 

あってはならいのですが

隣近所の住まいや財産、ご家族を奪ってしまう事態になりかねないということ。

 

能登半島の地震は「震度7」でした。

東南海トラフ地震の予測では愛知県は6弱~強が多くみられます。 

 

下記の耐震改修チャートを見ていただくと

「0.4、0.7、1.0、1.3」という数字が載っていますが、

この数字の説明は是非「無料耐震診断」を受けていただき、

ご自宅の耐震の評価を知っていただけたらと思います。

 

※「新」耐震基準(昭和56年以降)ですが

耐震の評価が「1.0以上」あるとは限りませんし、

「1.0以上」でも倒壊しないまでも安心・安全とはいえません。

 

どうして耐震改修をしないのか?

(耐震診断をした住宅所有者に対するアンケートより)

・費用負担が大きいから

・古い家にお金をかけたくないから

・耐震化しても大地震による被害は避けられないから

・誰に頼んだらよいかわからない

 

最近では「安価にできる耐震改修工事」や「精密耐震診断の実施」を推奨し、

積極的に補助金を「さらに上乗せ」している自治体もございます。

 

まだ耐震診断、耐震改修工事(何らかの対策)を行っていないのであれば、

どうぞ最寄りの自治体や私たちのような「木造耐震診断員」の資格を持っている

工務店や設計事務所にご相談していただけたら幸いです。  

 

 

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耐震改修チャート.jpg 

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