スタッフブログ
建築家の「信念」を形にした住まい。本物志向の方へ捧げる特別内覧会
家づくりとは、単に箱を造ることではありません。それは、住まう人の人生の価値観をどう表現するかという、非常に重要な「決断」の積み重ねです。
来る4月4日から12日まで、日進市岩崎町にて「建築家夫婦とつくる家」の特別内覧会を開催いたします。私たちが大切にしているのは、一過性のトレンドに流されない、普遍的な美しさと誠実な設計です。
今回の住まいの見どころは、細部への徹底したこだわりです。
-
素材の厳選: 時が経つほどに深みを増す、嘘のない本物の素材選び。
-
必然のある設計: 建築家夫婦が対話を重ね、すべての空間に「なぜこの形なのか」という明確な意図を持たせました。
-
信頼の品質: 快適さの根拠となる構造や性能に対し、一切の妥協を許さない真摯な姿勢。
パシスターの方々が大切にされる「本質を見極める視点」にこそ、ぜひご覧いただきたい一軒です。華美な装飾で飾るのではなく、住まい手の生き方に対する「敬意」を形にしました。
この空間が、あなたの確固たる価値観に資するものであるかどうか。ぜひ現地で、私たちの家づくりに対する「姿勢」と「献身」をお確かめください。
完全予約制にて、お一人おひとりと誠実に向き合うお時間をご用意してお待ちしております。
暮らしは、子どもにとって“遊び”なんだと思う
最近、ふと思うことがあります。
我が家の子どもたちは中学1年と小学4年の姉妹です。
小さい頃から鰹節を削ってみたり、庭のお花をいけたり、干し野菜を一緒につくったり。
特別なことではないけれど、暮らしの中にあることが、子どもたちにとってはぜんぶ遊びでした。
公園で思いきり遊ぶのも大好きでしたが、洗濯物を一緒に干したり、たたんだりする時間も、
今思うと、とても豊かな時間でした。
思春期に入った今は、そんな時間もずいぶん減ってしまいました。
でも、ふとしたときに一緒に洗濯物をたたみながらおしゃべりしたり、気まぐれに
お料理をしてくれたり、お菓子作りに奮闘していたり・・・
小さい頃に蒔いた“暮らしの種”が、少しずつ育っているなと思うことがあります。
子どもにとっていい環境を、と考えたときに
「リビングに勉強スペースを」という考え方があると思います。
でも私は、それ以上に大切なことがあると思うのです。
それは、やっぱり暮らしの楽しみを伝えたいってこと。
子供は暇な時間が嫌いです。ゲームに出会えば、刺激的で吸い寄せられてしまう。
ゲームよりも先にそこを知ってほしいなと思うんです。
そんな積み重ねが、子どもにとっての土台になっていくのではないかと思っています。
「ちゃんと育てなきゃ」と思うほど、少し苦しくなってしまうこともありますよね。
こう書くとすごくちゃんとした親に見えるかもしれませんが、全然ちゃんとはしていない。
その分野が好きだからやっているだけのこと・・・
暮らしの中でお子さんと共有できる時間があること、ただ一緒にいることが苦しい時もある。
ちょっとひとりになれるけど、個になりすぎないこと。
そんなことを思いながら、設計をしています。
別荘建築
この何か月か、別荘を考えているという方に同行して何軒かの別荘を
見て回っていました。
別荘ってすごいです!
暮らす家じゃないんです。
もちろん屋根も壁もキッチンもお風呂もトイレはありましたよ!
何というか、夢がつまってるというのかな?動線とか収納は後回し、
お風呂が一番いい場所に作られて、とても見晴らしが良かったり、
渡り廊下みたいなのがあって、探検みたいでワクワクしたり・・・
キッチンがカフェみたいにどどーんと斜めに設置されているところも
ありました。
外構も手作りでかわいくしてあったり、○○庵みたいな看板がついていたり・・・
楽しむことがベースの建物が多かったです。
今まであまり別荘に意識を向けたことはなかったので、こんなに楽しい
世界があったんだなぁと新発見でした。
でも無事に別荘も決まったそうなので、物件探しの同行も終わりましたが、
楽しいエッセンスはたくさん受け取ってきました。
いろんな気づきをありがとうございました。
今年の夏は避暑地で楽しめそうですね!
壁塗りしてきました
先日、リフォームのお客様のお宅で、カルククリームを一緒に塗りました。
今回の壁と天井で、1日目は一度塗り、二日目に仕上げという工程でした。
今回、小学生の息子さんは野球で忙しく、2日間とも参加できないのが少し
残念そうで、夕方にお子さんが帰宅したタイミングで、明かりを灯しながら
1時間ほど重ね塗りを体験してもらうことに・・・
ベイマックスのようなつなぎを着て、ときどきふざけて遊びながら名前を
天井にしっくいで描いたり、ブラックジャックのような頭になったり…
子どもも大人も一緒に笑い、夢中になれる時間。手を動かす楽しさと、
皆で作り上げる特別な時間の心地よさを、あらためて感じた二日間でした。
家族で過ごす時間や手作業の体験は、日常に小さな喜びと、心に残る特別な
瞬間を添えてくれます。疲れもあったけれど、その先に待っていた笑顔と
感動は何物にも代えがたいもの。手を動かすことの温かさを、お子さんたちと
一緒に体験できたことに、心から幸せを感じました。ありがとうございました。
理想の暮らし?
あなたにとって、住みたい家とはどんな家ですか?
家づくりを考え始めたとき、はっきりとした要望が明確な方は、ほとんどいません。
「LDK+主寝室+洋室2間、あとは収納が欲しいです」
「家事動線はこうしたい」など、家族構成から自然に出てくるご要望はあります。
でも、私が大切にしたいのは、そういう“お話”ではなく、その前の段階です。
どんな暮らしがしたいのか、どんな過ごし方をしたいのか――
当たり前すぎて、普段は気づかないことを、打ち合わせの中で見つけていきたいと思っています。
例えばこんな感覚です。
「落ち着く家がいい」
「帰ってきたときにほっとしたい」
「家族みんなでのんびり過ごせる空間が欲しい」
「光や風の感じが心地いい場所がいい」
人それぞれ違いすぎて、それがどんな空間なのかまでは、すぐには見えないことです。
ご家族の想いも、最初から一本の糸のようではありません。
ふわふわとした綿のように、漠然としたもの。
たとえば、思い出の中の風景や時間:
・ 子どものころの家の匂い
・冬の日に室内に差し込む光の温かさ
・「ただいま」と帰ってきたときの家族のわいわいした感じ
打ち合わせでは、そうした断片を少しずつ伺います。
と言うよりも話している中で、ふっと出てくることがあるのです。
回を重ねるうちに、ふわふわしていた綿がより合わさり、一本の糸から布になっていくような感じです。
光や風の入り方から窓の高さや位置、壁や床の素材も、庭の植栽も含めて、ご家族のストーリーを
想像して設計していきます。
私たちは見た目重視の家づくりはしていませんが、
少し時間をかけて作り上げたおうちは、愛着を持って暮らしてもらえるのではないか。
ご家族の毎日が豊かになるのではないかと思っています。
打ち合わせの中で、うまく言葉にできなくてもいいんです。
私たちも探ろうとしても探れないのです。
一緒に話す中で「ああ、こんな生活がしたかったんだ」と原点を見つけられるかもしれません。
せっかくの家づくりの時間に、ご自分の想いの棚卸をしてみるのもおすすめです。




