スタッフブログ
桜の季節
この春、長女は小学校を卒業し、中学生になりました。
小さかった娘との思い出が、時々まぼろしのように感じますが、
だんだん対等になり、いろんな話ができるのも、私の楽しみです。
離れる時間も増えていきますが、仕事から帰って
子どもたちの笑顔が見られると、とてもホッとします!
先日、海外に留学した方のブログを読んでいて、海外では9月から新年度なので
入学後にだんだん秋が深まっていき、心も静まっていく。
日本は桜の時期が新年度で、だんだん暖かくなり心も開放的になっていくと
言うようなことが書いてありました。
日本はとてもいい時期に新年度始まるのですね!
開放的な分、お友達も作りやすいし、出かけたくもなるし。
春が入学式でよかったなぁ!
写真は、近所に咲く黄色い桜です。散り際には花びらの芯の方が桃色に色づいてきれいです。
そめいよしのもいいのですが、この子は長く変化を楽しめます。
八分咲き
2月下旬、私は耐震改修の精密診断法の勉強会に名古屋は鶴舞公園の公会堂に行ってきたのですが、同じ会場でどこかの高校の卒業式が開催されおり、玄関前では大勢の学生や先生たちがお別れを惜しみ、そして各々の新しい出発や出会いに心を躍らす光景に遭遇しました。
成人式や結婚式など、人生の節目のイベントに他人事でもちょっと触れるだけで「私もあれから数十年か」と感慨ひとしおです。
3月に入り日が伸びてきて日中も暖かくなってきたかと思えば急に寒い日が続いて雪が降ってきたりと 近年、春や秋のシーズンはわからない間に来たかと思えばあっという間に去っていくので、私のスプリングコートの出番はきませんが、代わりに半袖のダウンを重宝しています。
春が来るのを待ち遠しいく思っていたのですが、上の写真のように庭の梅の木が八分咲きになりました。
我が家の庭に実のなる「柿の木、柚の木、梅の木、ジューンベリー」があり、芽吹き、実や花が育つにつれそのシーズンならではの色どりで目を楽しませてくれます。
なので私はダイニングテーブルで座っている時やキッチンに立って庭を見るのがお気に入りで、カーテンは昼間は夏場の暑い日中と日が西に少し傾きだしまぶしくなった時以外はほぼ開けぱなしの状態です。
今日は雲がない晴天で気持ちがいいな、木の枝が揺れいるので風が少し強いな、今日も猫が来ているな・・・。と家の中と外を繋ぐ「窓」や「庭」の重要性を設計者として特に大切だと思っています。
敷地の事情やプライバシー、防犯の都合で窓は小さく、カーテンやシャッターは閉めっぱなし、庭木は剪定などのお手入れや落ち葉が大変、虫や鳥がくるなどで駐車スペースと物置、そして予算が優先で二の次(そもそも関心がない)。
家にいる時はカーテンや窓を開けたりして、光や風を取り入れ、庭や外の様子を楽しめる、そんな暮らし方を提案したいです。
小6のプリント
今日、置いてあった娘のプリントを見つけました。
メモだということで、文章の欄と書いてあることはあっていないようですが、
安藤忠雄さんのことが調べてありました。
名言「住まいの形ではなく、住まい方が第一。
生活をどう営むかが第一で、住居はそれをフォローする役目しかもたない。」
私たちもどう暮らしたいかをお客様から聞きたいのです!
豊かな暮らしを一緒に模索したいのです!
家づくりに憧れて建築士になった私ですが、
結婚して子供が生まれて、いろいろな生活の変化の中で、ただ家づくりが好きというよりも
ご飯を作ったり掃除をしたり、ゴロゴロ転がっている時間、家族のおしゃべり、
そうゆうあたたかな暮らしの提案が好きなんです。
安藤さんの名言は、私が思っていたことがとてもキレイな一文になっていて、
何だか感動してしまいました。
娘よ、いい名言を教えてくれてありがとう~
ちなみにそのあと娘に「なぜ建築士になりたいの?」と聞いてみたら、
「お母さんがやってるから、私にもできそう」だそうです(笑)
めっちゃディスられてる!?と一瞬思いましたが、
将来の仕事へのハードルが下がったんだったらいいのかな~
素敵なお客様たちに出会えて、たくさんの笑顔をみせてもらえる、ありがたいお仕事です!