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着物で暮らす
最近、着物の講座を受け始めました。
着るのが下手になってきたなぁと思い、受講することにしたのですが、
ここでの学びが予想外に面白いのです。
体の使い方には洋の動きと和の動きがあり、
お箸とナイフ・和楽器と洋楽器・文字を書くことについても
体の使い方が全く違うということ。
着物は動きづらいと思っていたのも着物で洋の動きをしているから
動きにくいのだということ。
昔のおうちの急な階段も着物だと上り下りはしやすいそうです。
だんだん洋の動きになってきたから、家の作りまで洋になっているのだと・・・
今では和室のないお家も多いですからね。
和便器なんて、今や注文することもありませんし。
そして何より着物を着ていると疲れにくいそうです。
昔の人の方が体が強かったのもあるかもしれませんが、着物に支えられてこんなことが
できたのかなぁと思いました。(米俵1俵が60キロだそうです)
日本が外国の方を向いて、今までの培ったものを捨ててしまったのかと思うとショックもありますが、
日本の昔の家づくりというのをもう一度顧みてみることも必要なのかもしれませんね!
もう少し涼しくなったら着物を着て、どこかのお城に上ってみたいと思います。
あとは古民家で宿泊もしてみたいです。