スタッフブログ
2026-04-30 17:08:00
全部新しくするより、“一部だけ残す方が贅沢なんです”
捨てないでください、その建具。
― 思い出を活かした、あたたかい住まいづくり ―
はじめに
リフォームや建て替えの際、
「この建具、もう古いから処分ですよね?」
と聞かれることがよくあります。
でも、少し待ってください。
その建具には、
時間を重ねた“味”と、ご家族の記憶が詰まっています。
今回の事例では、既存の建具を丁寧に残し、
空間全体をコーディネートしました。
・格子の入った引き戸
・味わい深い木製の建具
・やわらかく光を通すガラス
どれも新品では出せない、本物の質感です。
天井や梁、床の木の表情とも見事に調和し、
空間全体に“落ち着き”と“深み”を生み出しています。
なぜ、古い建具を残すのか
■ 本物の素材
昔の建具は、しっかりとした無垢材で作られているものが多く、
今では同じ品質を再現するのが難しい場合もあります。
■ デザイン性
シンプルな現代住宅の中に入れることで、
一気に“雰囲気のある空間”に変わります。
■ 思い出の継承
「実家で使っていた建具を残したい」
そんな想いを形にできるのも、再利用の大きな価値です。
再利用するための工夫
ただ残すだけではなく、
今の暮らしに合わせて整えることが重要です。
・建具の歪み調整
・サイズの調整
・滑りを良くする建具金物の交換
・断熱・気密は別の方法で補う
坂部建築では、
“デザインとして残す”と“性能を上げる”を両立させます。



