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2026-07-02 12:57:00

住宅の地盤調査とは?スウェーデン式、標準貫入試験、レイリー波探査の違い

家づくりでとても大切なのが「地盤調査」です。

 

どれだけ丈夫な建物を建ててもその下の地盤が弱ければ、

建物が傾いたり不同沈下を起こしたりする可能性があります。


そのため住宅を建てる前には、

敷地の地盤が建物を安全に支えられるかを確認する必要があります。

今回は住宅でよく使われる地盤調査の方法についてご紹介します。

 

スウェーデン式サウンディング試験

住宅の地盤調査で最も一般的に行われている地盤調査です。

 

先端にスクリューの付いたロッドを地面に貫入させ荷重や回転数から地盤の硬さを調べます。

 

比較的短時間で調査でき費用も抑えやすいため多く採用されています。

 

ただし礫やガラが混じっている地盤では正確な判断が難しい場合もあります。

 

標準貫入試験

標準貫入試験は、ボーリング調査とも呼ばれる本格的な地盤調査です。

地面に穴を掘りながら一定の重さのおもりを落下させ土の硬さを示す「N値」を測定します。


また土質や地下水位も確認できるためより詳しい地盤情報を得ることができます。

 

鉄骨造やRC造、3階建て住宅、擁壁が関係する敷地など、

建物の重量が大きい場合や地盤条件が複雑な場合に適しています。

 

一方で、調査費用はスウェーデン式より高くなります。

 

レイリー波探査

レイリー波探査は地盤に振動を与え、その波の伝わり方から地盤の硬さを調べる方法です。

地盤を点ではなく、面的に把握しやすいのが特徴です。


そのため不同沈下のリスクを判断するうえでも有効です。

 

また、ロッドを強く貫入させる調査ではないため礫や転石の影響を受けにくいというメリットもあります。

 

最近では、木造住宅の地盤調査でも採用されるケースが増えています。

 

どの調査方法がよいのか

一般的な住宅の地盤調査であれば、

スウェーデン式サウンディング試験がよく使われます。

 

一方で、造成地や盛土の可能性がある土地、または地盤に不安がある土地では、

レイリー波探査を検討する価値があります。

 

また、鉄骨造・RC造・3階建て住宅・擁壁が関係する土地などでは、

標準貫入試験のような詳しい調査が必要になることもあります。

 

大切なのはどの調査方法が一番優れているかではなく、

建物の規模や土地の状況に合った調査を選ぶことです。

 

まとめ

地盤調査は建物を安全に支えるための大切な確認作業です。

 

調査結果によっては地盤改良が必要になることもありますが、

それは将来の不同沈下を防ぐために重要な判断です。

 

安心して長く住める家を建てるためには建物だけでなく

その下にある地盤の状態をしっかり確認することが大切です。

 

坂部建築では、敷地の状況や建物計画に合わせて、

適切な地盤調査・基礎計画をご提案しています。


土地からのご相談や、建て替え前の不安などもお気軽にご相談ください。