スタッフブログ

2026-08-30 09:49:00

おうちの中心軸

 愛知県 豊田市の工務店 坂部建築です。

 

ショールームとなっている我が家は築8年。当時5歳と2歳だった子どもたちは、

14歳と11歳になりました。

住み始めた頃は、階段の下が秘密基地になり、吹き抜けの下にはおもちゃのキッチン。

家じゅうが遊び場のようでした。

今では、それぞれ自分の部屋で本を読んだり、友達とLINEをしたり。

私たちのそばにいる時間はずいぶん短くなりました。

それでも、建てるときに大切にした「家族を感じる暮らし」と「植物と暮らす」と

いう二つの軸は、今も変わりません。

子どもたちはそれぞれの時間を過ごしていますが、気配はちゃんと感じられる。

植物は季節ごとに表情を変え、暮らしに潤いを与えてくれる。

8年経った今、「この家でよかったな」と思えるのは、その軸がぶれなかったからなんだと思います。

 

そして、この春から新しい家族になったフクロモモンガです。

時々、「モモンガのための家」を妄想しています。

今の家はあまり仕切らずにつくったので、放してしまうとどこへ行くかわかりません。

もしモモンガの部屋をつくるなら、大きな梁を渡して、思いきり飛び回れる空間にしたい。

そんなことを考えている時間も楽しいものです。

 

でも最後は「いや、フンの掃除が大変だな」で現実に戻ってきます(笑)

 

家づくりを始めるきっかけは、人それぞれです。

子どもの入学に合わせて、年齢や住宅ローンのことを考えて、土地との出会いがあって。

でも、それ以上に大切なのは、「どんな暮らしがしたいのか」という軸を持つことではないでしょうか。

我が家なら、それは「家族を感じる暮らし」でした。

子どもが小さい頃だけではありません。

思春期になって、自分の部屋で過ごす時間が増えても、「今日は元気そうだな」「少し疲れているかな」と、

お互いの気配が自然と伝わる家。

疲れて帰ってきた夫が、不機嫌をまき散らす日、それもよしとする。

うれしい日も、何もない日も、「安心できる」と思える場所。

そんな家を、私たちはつくりたかったのです。

家の真ん中にあるのは、便利な動線でもTVやゲームでもなく、人です。

家族が自然と集まり、お互いの存在を感じられること。

 

そんな家づくりを心掛けています。